ゆき。

11 1, 2008

ここフィンランド、ボッカティにも待ちに待った雪が降りました!

朝、目覚ましを止め、うがいをして、同室の先輩が布団に包まって眠そうにしている。

ここまではここ2週間なんら変わらない光景でしたがカーテンを開けてビックリ。

いちめん雪景色、っとまではいかないものの白く染まる大地と木々。

南国出身者ではないのでちょっとくらい雪が降ったくらいでは『うっきゃー』っと大はしゃぎはしませんが若干躍る心。


朝食を終えトレーニングに行く頃にはモッコモッコっと降りだす始末。


10年以上フィンランドに来ていますが、私の知る限りこういう日本のような降り方は稀なような気がします。


一日中根気よく降り続いた雪は一日で季節を秋から冬へと変えてくれました。


月曜にはここから更に北に700kmほど位置するサーリセルカに移動するためここでのトレーニングも後2日。

頑張るのは当たり前、その先にある形あるものを目指して精進に励みます!

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Saariselka

11 8, 2008

月曜日に滞在していたVuokattiから700km車で北上しSaariselkaというところに来ています。

北海道より緯度がかなり高いところに位置しているだけのことはあり、気温は連日マイナス5度前後。

心配していたコースも文明の利器である人口降雪機のおかげで昨年のこの時期よりも良い状態に仕上がっていました。


体調やらスキーやら頭の中やらの準備をして1日1日を忙しく過ごしておりましたがいよいよ明日は今シーズンの初戦であります。

明日の土曜日、種目はSprintフリー。

明後日の日曜日は10kmフリー。


何年も競技をやっていますがシーズンの初戦はやっぱり気持ちが高ぶります。

今年のオフはたくさん辛い想いもしましたがよくこの状態まで仕上がってくれたと感謝しています。

たくさんの人の協力が、支えが、好意が自分をスタートラインまで送り込んでくれました。

スタートを切ってからは自分の身体一つ。

良い結果を報告することが一番の恩返しだと思い、走る力の糧にしたいと思います。


まずは得意のスプリント、集中だ!

Sprint(F) 結果。

11 9, 2008

私にとって2008/2009シーズン初戦。

FIS(国際スキー連盟)の定めるカテゴリーとしてはW-Cupより下のFisRaceというカテゴリーに位置しているSaariselka大会。

参加国はフィンランド、ロシア、ノルウェー、スウェーデン、スイス、韓国、日本、etc、、。

ここ数年参加していますが参加国、参加選手共にぼちぼちの召集具合。


風が強い中、予選26番手(Fisポイント上位者からのスタート順)でスタート。

気負っても焦ってもいなかったけれど、もどかしい走りのまま1.3kmが過ぎ去りゴール。

タイム3’13秒、トップから13秒遅れの30位。


上位30名によるトーナメントに危なげなくはなく?!滑り込みセーフ。


予選タイム上位30名を6人づつ5つのブロックに分けてヒート戦を行い上位2名が準決勝へ進出するというルールのトーナメント戦が小一時間後から始まる。

予選30位の私は必然的に予選上位者と戦うという現実的に考えたら危機的状況ではありましたが時間がたつにつれて頭がクリアになっていっていることを実感する。

試したいことはあるが守るものは何も無い、挑戦するのみ!


スタートの合図で飛び出すが相変わらず力が入らず最後尾からレースを展開。
勝負どころの上り坂で一気にペースが上がることは百も承知とばかりに追いかけるが先頭には離される始末。
結局一人かわして5着でフィニッシュ。

最終順位は25位。


せっかく良い状態を作ってきても結果がこれではあきまへん。。

客観的に考えても、現実的に考えても原因はコンセントレーションにあると思います。

要は頭の問題。

例えは悪いですが「殴られないと殴れない性分」のような気がします。


今日走ってスッキリしたので明日は積極的なレースで挑んできます!!

Saariselka 10km(F)結果

11 10, 2008

マイナス3℃くらいで安定するだろうという天気予報を見事に裏切り、朝から気温は0℃を上回る中、

Fis Saariselka10km(F)競技に参加してきました。

結果はトップから1分12秒遅れの11位。


昨日、今日のようなレースをしているようではW-Cupではへな猪口の部類。

しかし悲観的なことだけでもない。
2レース走り終わってみて昨年度のレース後に常に感じていた無力感の様な、出口の見えないトンネルに迷い込んだ様な感覚はまったく感じていない。

最低でも今日くらいのレースをして波を作っていけばチャンスはある。


かといって自分を肯定することに固執しすぎてはいけないとも思う。

現状を客観的に捉えて自分に必要なものを見いだし、建設的に積み重ねていく。


階段を10段飛ばしで上る能力は無くても1段づつなら着実に登れる。


足を止めずにステップを踏み続けたいと思います。


とりあえずは精進あるのみ!

火曜の午後にMounioというところに移動して来週末のFisレース3連戦に臨みます。

Muonio

11 14, 2008

火曜日からフィンランドのMuonio(ムーニョ)というところに来ています。

初めてこの地を訪れたのが高校1年生の時だから、恐ろしいことに干支を1周し終って2周目に入っています。

13年の月日が流れれば私が少年から中年に変わったように、この地も少しづつ変わってきました。

滞在しているホテルは数年前にサッカーのベッカム選手家族がクリスマスを過ごしたという経緯を経てゴージャスな棟が建ちました。

私のようなものが通常料金で泊まると耳を疑うような料金ですが、ホテルの部屋に空きがなく特別に通常料金でゴージャス棟に宿泊しております。

モデルルームのようなレイアウト、沢山の収納、ジャグジーにサウナ、DVDプレイヤーに5.1chのスピーカーシステム。

長いことフィンランドに来ておりますがこんなセレブな部屋に泊まったのは初めてであります。


さて、そんなゴージャス部屋に滞在し早3日、明日からはFis大会3連戦です。


ドイツ、イタリア、ロシア、チェコ、エストニア、アメリカ、カザフスタン、スイス、ポーランド、日本、etc、、、。


世界の強豪国トップチームが続々と参加するこの大会。


自分にとってこの海外遠征の一番の勝負どころ。

自分の積み重ねてきたものを信じて挑戦してまいります!


第1戦、明日はクラシカルスプリントです。

Muonio Sprint(C)結果。

11 15, 2008

気温-8℃、天候くもり、風強め。

遠足日和とは程遠い気象条件の中、Fis Muonio Sprint(C)競技に参加しました。

200人近い人数がエントリーした今日の競技。

予選はFisポイント上位者からスタートするルールで私は70番目。

30人で行われるトーナメントに残るには最低40人は上位者に勝つ必要がある。

距離が短いからといってガシャガシャと走りたくなかったので大きくかつ速く身体を動かすことを意識してスタートを切る。
しかし、なかなか繋がらないイメージと身体。

荒れたコースに対応できずイメージとは程遠い走りでゴール。

結果はトップから15秒遅れの65位。


結果に対して特に混乱もしていません。

自分のイメージ通り走れなくて運よく結果が出るほど甘い世界ではない。


明日は15kmのクラシカル。


ポイントを抑えた走りのイメージの準備は出来ている。

頭の中をシンプルにして、いざ勝負!

What a Wonderful World

11 22, 2008

MuonioでのFis大会3連戦を終え、日本に帰ってまいりました。

Fis大会の結果は15km(C)が51位、15km(F)が72位、という結果でした。


二桁後半の数字が示すように結果としては良いものではありませんでした。

しかし、この大会を目指してここ1ヶ月のトレーニングを組んで実施してきたのは他の誰でもない私自身。
結果に対しての総評をいいわけや自己逃避で括ってしまうのはトレーニングに対して失礼ただと感じました。

力を持っていたとしても試合で発揮できなければ虚像でしかありません。


フィンランドから日本まで長い移動時間の際、Louis Daniel ArmstrongのWhat a Wonderful Worldを聞いていて思いました。

「この世界はすばらしい。」なんて言えるほどの認識も、人生観も、哲学も、持ち合わせていませんが否が応にも『スポーツって素晴らしい』し『トレーニングって素晴らしい』とは言いたいと思います。

いちスポーツ選手として頂点を目指して行こうとする選手に対して、価値を見いだし資本を投下してくれる企業があり、貴重な時間を割いて協力してくれる人がいてくれるからこそ自分は挑戦する場に立つことが出来るわけであって、「自分の力はこんなもんじゃない!」と嘆く前に「自分の力も発揮できずに何が世界だ!」と自分自身に嘆く時間を得ることが出来ました。


長時間の移動とは身体にストレスというダメージを与えることで有名ですが、考えようによっては散らかった頭の中を整理整頓する時間でもあるということを再認識した今回のフライトでした。


帰国後滋賀に戻り、昨日フェリーにて北海道に上陸いたしました。


当面は旭岳にてトレーニング合宿です!

羊の地。

11 28, 2008

村上春樹氏の小説を好んで読みます。

中でもわたしのお気に入りは『羊をめぐる冒険』

読んだことがある人はわかると思いますが、物語の中に「羊男」と「羊男の住まう地」、というのがキーポイントになってきます。

只今合宿しているここ北海道旭岳温泉が私の中では羊の地に感じるところがあります。


だからといって何かあるわけではないのですが、、、。


北極圏に近い北欧ですらほとんど人口雪によってクロスカントリーコースが作られている中、日本のしかも車で行けちゃう地に150cmを超える積雪を誇るここ旭岳温泉。

どことなく神秘的で非現実的な空間であるように感じます。


そんな素敵な羊の地にて自分にとっての課題克服を目的に、精進の日々を送っています。


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Profile

  1. 名前
    山岸 修
  2. 競技種目
    スキー(クロスカントリー)
  3. チーム名
    アインズスキークラブ
  4. 生年月日
    S54年 9月 25日
  5. 出身地・出身校
    長野県中野実業高校→近畿大学
  6. 主な大会成績
    全日本選手権優勝、07札幌世界選手権出場
  7. 今シーズンの目標
    世界選手権入賞、全日本選手権優勝

Athlete Q & A

  1. あなたの競技にとって歩くこととは?
    基本!
  2. 歩くことで注意している点は?
    つま先を進行方向に対してまっすぐ置くこと。
  3. 競技をはじめたきっかけ
    ふぬけだったから。
  4. 一日の練習時間は?
    4時間くらい。
  5. 尊敬するアスリート
    秘密
  6. リラックス方法は?
    足湯。
  7. ストレス解消法は?
    吸飲

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